DINING 食卓 DINING 食卓  

鉄瓶 丸(1L)/鉄蓋

型番 din037
販売価格
33,000円
購入数
デザイナー増田尚紀 氏による日本に伝わる鋳物の伝統美を、今日の生活様式に提案する「鋳心ノ工房」の鉄瓶。



山形鋳物で有名な山形県に位置する鋳造工房です。
モダンでシンプルなデザインなので、いろんなスタイルの食卓に違和感なくお使いいただけます。
本体の色合いは漆と下地の鉄が混ざり合い、古びたさび色を醸し出しています。
使っていただくうちに、持ち手などは艶のある鉄色に経年変化していく様も楽しんでいただけます。
直火にかけて(IHでもご使用可能)沸かしたお湯から鉄分が摂取され、鉄瓶で沸かしたお茶を飲むだけで鉄分補給になります。また、
鉄瓶で沸かしたお湯はアルミやステンレスのやかんで残ってしまう水道水の塩素(カルキ)をほとんど消すことが出来、まろやかで臭みのない美味しいお湯になります。
※ 市販のミネラルウォーターや家庭用浄水器で塩素分を取り除いた水で沸かすと美味しいお湯を飲むことができます。
容量は1.0Lで毎日の暮らしの中で気軽にお使いいただけるサイズ。
沸かしたお湯は、保温ポットに入れて他の素材のケトルと同様に毎日の湯沸かしの道具としてお使いください。
一椀のお茶を飲み、一服するゆったりとした時間を楽しむための道具である鉄瓶は、
暮らしに豊かさを与える大切な逸品です。

<鉄瓶の使い方>
○初めてご使用になる際は、内部の汚れをとるため、煮立てた湯は一度捨ててください。
○ご使用後は、毎回余分な湯は魔法瓶にとり、蓋をとって内部を余熱で乾燥させて保存してください。
○燃料は炭に限らず、弱火のガス、石油ストーブ等でご使用いただけます。
ただし、練炭、豆炭は硫黄分が含まれるため、鋳肌が荒れますので避けてください。
IH、電磁調理器でのご使用も可能です。
○鉄瓶の内側はサビにくくするため、特殊な酸化皮膜の上に漆焼付仕上げを施してあります。手で触ったり、磨き砂、クレンザー、金タワシ等で絶対に洗わないでください。
○沸騰時の突沸を防ぐため、鉄瓶で沸かす水量は7分目が望ましいです。
○ハンドル、つまみが熱くなりましたら、鍋つかみをご使用ください。

<保存とお手入れ方法>
○決して内側をスポンジ等で洗わず、そのままにしておいてください。
○外側は軽く乾いた布で拭いてください。
○使い終えたら蓋を取り、余熱で乾燥させて内部の水気を除けば問題ありません。
○毎日使用しない場合は、蓋を取り、内部の水気を充分に乾燥し、湿気を避けた場所に保存してください。水分が残っている場合はサビが出やすくなります。乾ききらない時は軽く空焚きして、水分をしっかり蒸発させてください。
○外側はお茶を浸して絞った柔らかな布でパッチングする様に拭いてください。
お茶の成分のタンニンと、鉄分が反応して表面に自然の光沢が出来てきます。
○長くお使いにならなかった場合は、使いはじめのお湯が濁ることがあります。
その時は、使い済みの茶がらを入れて鉄瓶の内側が黒くなるまで弱火で煮立てます。
蓋をしないで、ふきこぼれに注意してください。お茶のタンニンがサビの進行をおさえる働きをします。
○注ぎ口や、蓋の裏側などはサビのつきやすい箇所です。時々拭いてください。

<湯垢について>
ご使用中内部に赤褐色の斑点が生じてもご心配ありません。日は経つにつれて薄くぼけて白みがかった湯垢が付着してきます。湯垢は湯の中に混じっている様々な物質が沈着したもので、この湯垢が金気を防ぎ、鉄瓶特有の甘みのある湯をつくる大切な要素になります。

※モニター画面により、実物の色や素材感は若干の誤差がありますが、その旨予めご了承くださいませ。

色:濃茶(本漆焼付仕上げ)
サイズ:135x160x210mm
容量:1.0L (満水)
材質:鋳鉄
重量:約1,200g